こんにちは!いっちーママです。
先日娘が2歳になりました♡
誕生日の1日は、いっちーDAYにするぞ!と決めて、夫婦でとことん娘と一緒に過ごしてみました。
そんな2歳になった娘に贈ったプレゼントのひとつ、【紐通し】を今日は紹介したいと思います。
モンテッソーリのお仕事にもなるし、私が買ったジェコのシリーズがすっごくかわいいのでおすすめです♡
本当に買って良かった!と思えたプレゼントだったので、遊ぶ様子も含めて紹介します♡
紐通しってどんなおもちゃ?
紐通しのおもちゃというと、どんなものを思い浮かべますか?
私は2歳の誕生日プレゼントを検討するまで、あまり詳しく知りませんでした><
「紐通し」は知育玩具の1つで、大きく分けて2種類あります。
- ビーズタイプ
- ボードタイプ
我が家が今回買ったのは、ビーズタイプの紐通しです。
ビーズタイプの紐通し
ビーズタイプは、色々な形の立体パーツを紐にひとつずつ通していくおもちゃです。
例えばこんなタイプをよく見かけます。
おもちゃ屋さんなどで、木製のタイプがよく並んでいます。
カラフルでとてもかわいいですよね。
ボードタイプの紐通し
ボードタイプは、板に穴があいていて、縫い物をするように紐を上へ下へと通していくおもちゃです。
例えばこんな感じのもの。
難しそう!と思って我が家はビーズタイプにしたのですが、実はモンテッソーリでは3歳半くらいから本物の縫い物もやるらしいです。
娘はモンテッソーリを取り入れたプレ幼稚園に通っているので、ちょっと興味ありです。
なので、来年はこれでもいいかも。とひそかに思っています。
紐通しが知育玩具な理由
子どもの脳の神経細胞は、生まれた瞬間から減り続けます。
3歳までに70%もの脳神経細胞は排除されます。そして、残り30%はその後生涯を通して維持し続け、変化しません。(病気などは除く)
この知識は、最近読んだ『パパは脳研究者』という本に書かれていました。
70%が排除されるとは、なんとももったいない話ですよね。驚きます。
残りの30%が少しでも多様な才能につながって欲しいと思うのが親心。
そう考えると、3歳までに様々な脳の刺激を与えることに意味がありそうです。
脳の刺激は、手先を動かすことと深くつながっているので、幼児教育では手先を鍛えることを推奨しています。
我が家が参考にしているモンテッソーリでも、手指を使って遊ぶ「お仕事」がたくさんあります。
ただの紐通し、とあなどるなかれ
大人からすれば、ただ木のおもちゃを紐に通していくだけでしょう?と思いがちですが、これがなかなか高度な技術なんです。
- 左右の手が違う動きをする
- ビーズの穴と紐の距離感を把握する
- 目で見えているものに対して、手がきちんと連動して動かせる
- 正確さ、集中力が求められる
こうやって見てみると、結構色々な動作をしなくてはいけないですよね。
まだまだ未熟な2歳児には高度な技です。
実際に娘も、プレゼントしてすぐには紐にビーズを通すことができませんでした。
何度も練習して習得した感じです。
我が家が買ったのはジェコの紐通し
ここからは、我が家が実際に買った紐通しをご紹介します。
包装前にチェックで開けたときの写真です。(すぐに遊べるようにビニールなどは全て外しました)
かわいい絵柄ですよね!
これは、DJECO(ジェコ)のひも通しシリーズの1つです。
ジェコは、フランスのおもちゃブランドで、どれも可愛らしい見た目がオシャレ。
いつか買いたい!と思っていたので2歳の誕生日にピッタリな品物を見つけられて大満足です。
この他にも、実はいくつか種類がありました。
例えばこれは、プリンセス柄のひも通し。
ピンクな感じが可愛い!女の子なら夢中になって遊んでくれるかも。
男の子向けには、乗り物の柄もありました。
娘は乗り物が大好きなので、これと迷いましたが、いろいろ検討した結果最初の柄のものにしました。
なぜこの紐通しにしたの?その理由とは
実は夫と色々考えたのですが、今の娘にはこのジェコの動物タイプの紐通しが最適だという結論にいたりました。
せっかく一生懸命に考えたので、その重視したポイントも書かせてください。(笑)
- 木製のおもちゃであること
- ピースが多すぎないこと
- 大きさが適切なサイズであること
- ピースの柄が知っているものであること
- 色味や形がかわいいもの
これらを全てクリアしたのが、ジェコの紐通しでした。
調べてみると、木製のおもちゃではないものも多く、ピースが多すぎる(ピースのサイズが小さい)ものもいくつか見つかりました。
我が家としては、集中して繰り返し遊んで欲しい。遊ぶなら楽しく遊べるものを選びたい。と思い、数が多くて形が単なる丸のもの、似通った形ばかりのものは選択肢から外しました。
そして、今回の絵柄にした最大の理由は、娘が大好きなものだらけだったからです。
- いちご
- 葉っぱ
- 花
- りんご
- 鳥
これらは娘が大好きで、いつも言葉に出しているモノです。
奇跡的に、この大好きで名前が言えるモノがたくさん入っていたのがジェコの紐通しでした。
そして何よりかわいい♡
という私の希望もあり(笑)、最終的にこの紐通しを選ぶことにしました。
娘にプレゼントしてみたらどうなった?
誕生日当日、プレゼントを渡されてとっても嬉しそうな娘。
箱をさっそく開けろと催促。
開けて中が見えると、「わー!しゅごーい!」
まずは、「いちご!」「はな!」「これなーに?」と単語の連発。
大好きな絵柄にして大正解です。興味を持って遊びだしてくれました。
そこから、さっそく紐通しをしようと紐を片手に持って、スタンバイ。
ただ、なかなか通せません。
紐を穴に入れるまではできるのですが、紐を反対側から引っ張ることができませんでした。
確かに娘は、何か細いものをを引っ張るという動作をしたことがありません。
少しずつイライラしだす様子が伝わりました。
ところが、投げ出したりせずにずっと頑張っているではありませんか。
ちなみに、「ここを引っ張るんだよ」と教えようと手を出すと、その手は振り払われました(笑)
集中は邪魔したらダメ!
私が好きで色々と実践しているので、モンテッソーリの例をあげさせてもらうと…。
モンテッソーリの考え方では、「集中」している時はとても子どもが成長する瞬間です。
子どもは、今の自分の成長に合っている「神様からの宿題」に出合うと、その活動(モンテッソーリ教育では「お仕事」といいます)に集中します。
『モンテッソーリ教育で子どもの本当の力を引き出す!』より
さらにモンテッソーリでは、子どもには「敏感期」という期間があるとしています。
その敏感期の行動は0から6歳の間に顕著に見られるそうです。
この時期は、静かに集中して同じことを何度も繰り返す。そんな行動を見せます。
まさに、今回の娘もその状況でした。
例えばいたずらをしている時、たいてい子供は静かですよね。
これも、集中してその遊び(モンテッソーリでは「お仕事」)を行っているからだそうです。
どのくらいで紐通しができるようになったか?
娘は、その後も何度もトライ&エラーを繰り返し、夜になる頃にはひとりで紐通しをすることができるようになりました。
ただ、一人で自然とできるようになったわけではありません。
では、どうしてできるようになったかというと…
- 紐を引っ張るところを見せてあげた
- 向かい合ってではなく、娘の後ろから同じ向きで見せた
- ゆっくり動作を繰り返した
たったこれだけですが、とても効果的でした。
向かい合って座っている時は、手を出そうとすると振り払われましたが、後ろからやって見せると静かに従っていました。
確かに、向かい合っていては動作が逆でわかりにくいですし、おもちゃをとられる!と思ってしまうのかもしれません。
このやり方は、実は先ほど引用した『モンテッソーリ教育で子どもの本当の力を引き出す!』に書かれていました。
また、この本を読んで知ったのですが、幼い子どもには8倍スローでようやく世の中がはっきりと見えるそうです。
つまり、8倍遅く動作を見せてやっと認識ができるということになります。
大人が気持ちゆっくりした程度では、子どもの目で追いつくのは難しいんですね。勉強になります。
毎日繰り返し遊んでくれるおもちゃに!
その後、毎朝起きてすぐに取り出すおもちゃはこの紐通しになりました。
集中しすぎて、写真を撮られたことにも気がつかない娘です(笑)
こんなに喜んでもらえて、親としては嬉しい限りです。
そして、まさに今の娘にぴったりな「お仕事」なんだなぁ、と日々思います。
2歳だからできる、などの区切りはなく、その子にあったタイミングで渡せるといいおもちゃです。
もし誕生日に渡しても喜ばない、遊ばない、という場合でも、ちょっと早かったかな。また少し時間をおいて遊ばせてみようかな。
それくらいのゆるーい気持ちでプレゼントしてあげるといいかもしれませんね。
もしすぐに遊ばなかったとしても、ディスプレイとして飾っておくにしても、ジェコの紐通しはかわいいのでオススメです♡
人形遊びもできそうなので、これから色々な遊び方を娘としていきたいと思います!