こんにちは!いっちーママ(@itchi_mama)です。
長女は幼稚園の年中からずっと子ども向けの新聞を購読しています。
小学生になってももちろん、継続して購読しているのですが・・・。
子ども新聞って、すごく知育に良さそうだけど、「いつから?」「どこの新聞がいいの?」って結構悩みますよね。
私も購読するまで色々と悩んで、調べて・・・
結果的に未就学児の間(幼稚園の年中・年長)は読売KODOMO新聞。
小学生になってからは、朝日小学生新聞に購読を切り替えました!
3年以上子ども新聞を購読している我が家だからこそお伝えできる、両社比較や、なんで進学とともに切り替えたのかについて、具体的に紹介したいと思います!
子ども新聞について悩んでいる親御さんにぜひ読んで欲しい!
この記事でわかることは
- 「読売KODOMO新聞」と「朝日小学生新聞」の違い
- 実際読んで感じた両紙のメリット・デメリット
- 読売KODOMO新聞を卒業したタイミングと理由
- 朝日小学生新聞にした決め手
です!
「読売KODOMO新聞」にするか、「朝日小学生新聞」にするか、悩んでいる親御さんは多いと思うので、我が家の経験が参考になれば嬉しいです!
進学とともに子ども新聞をステップアップさせるか悩んでいる親御さんにも役に立つといいな!
幼児から2年以上購読して何が良かったか?

我が家が未就学児(幼稚園生)のうちから2年間子ども新聞を購読して、実際にどんな良いことがあったのか。
まずはそれをご紹介したいと思います。
子ども新聞というと、中学受験向けにいい、なんていう噂をよく耳にすると思います。
実際、そういう観点から見ても子ども新聞はよくできていて、大人の私でも毎回「へぇ」と思う記事や「知らなかった!」と驚く記事に出会えます。
じゃぁ、幼稚園生には早いのでは?と思いますよね。
結論から言えば、ひらがなをスラスラ読めるようになって、世の中のことをもっと知りたい、というそぶりを見せたら、子ども新聞は購読した方がいい!と思います。
5歳、6歳と2年間子ども向け新聞を購読した我が家が、未就学児のうちから購読して良かった、と思う点は・・・
- 語彙力がついた
- 視野が広がった
- 新聞を読む習慣がついた
- 大人と対等に話せることで自己肯定感UP
などが挙げられます。
まず、語彙力は飛躍的に付きました!
読める漢字も小学校に入る前から増えました。
教えたり、あえて先取り学習することなく漢字をスラスラ読み出したのは、新聞を購読するようになってからでした。
あわせて、辞書を引く習慣ももう少し付けられたらいいな、と小学生に入った今は思うのですが、あまり大人が口出しするのではなく、自由に新聞を読ませてあげるといいと思います。(特に未就学児のうちは)
また、もともと読書好きだった娘ですが、やはり好みに偏りが出てしまいがち。
でも、新聞ならあらゆる分野の特集があるので、視野が格段に広くなりました。

政治のことなどはまだ理解するには難しい様子でしたが、戦争がなんで起こるのか、宗教とは、といった難しいテーマでも自然と口にするようになりました。
時事問題だけでなく、科学の豆知識や万博などのイベントについて、掲載されているコラムや漫画を通して色んな分野に触れられるのが、新聞のいいところでした。
興味にささらない分野は飛ばして、好きな分野は真剣に読んで・・・という新聞の中でも情報を取捨選択しながら取り入れていく様に、子どもの成長を感じます。
そうした知識は、ついつい大人や周りの人に話したくなるもの。
幼稚園の先生や、博物館の方や、色んな大人と接した際にふとする発言から、たいていの大人が「え、そんなことも知ってるの?」「すごい!」「大人と話しているみたいだね!」と褒めてくれます。
特に入学前の子どもが新聞の内容を話しだしたら、ついつい褒めちゃいますよね!
自尊心をくすぐられ、自己肯定感がグングンUP!
我が家の場合は、この「すごい!」に気を良くした娘が、どんどん新聞の知識を吸収していく、という良いスパイラルが発生していました。
娘があまりに楽しそうに新聞の話をするので、「うちも読もうかな?」と始めたママ友も多かったです。
幼稚園の先生にも、「新聞を読んでいる子どもたちのランチの時間の会話がレベルが高くて!大人の私も楽しく会話に参加しちゃいます!」と仰っていただくことが多かったので、子どもにとってすごくいい刺激になっていたようです。
実際に未就学児のうちから子ども向け新聞を購読することで、結果的に良いことがたくさんあったので、つい最初に紹介してしまいましたが、そもそも就学前から新聞を購読することにした理由があります。
それはこの3つ。
- テレビは誘惑が多いけど、ニュースは見せたい
- 語彙力を増やしたい
- たくさんの知識に触れてほしい
我が家は教育方針として、テレビの視聴はNHKのみにしてしまっており、それもリアルタイムで視聴することは少なく、たいてい録画したものを見ていました。
そのせいで、親も含め、ニュースに触れる機会がぐっと減ってしまいました。
さすがに、「今」の情報が足りなすぎる・・・><
娘の特性的にも、テレビや動画視聴は際限なく見続けてしまうし、テレビのニュースだと殺人事件やちょっと怖い描写があったりもして、3歳差の次女もいる我が家としては避けたかったのもあり。
新聞でニュース記事を読むのがいいじゃない!ということになりました。
子ども向け新聞は今「読売」「朝日」「毎日」の3社から出ていますが、どれもすべてルビが振ってあるので、ひらがなが読めるようになっていれば、未就学児でも読めます。
あとは、各社の違いで自分の子どもに合う新聞を見つければOK!
各社子ども向け新聞の違い
3社で価格、紙面のサイズ、発行頻度などが違います。
新聞 | 月額 | 発行日 | サイズ | ページ数 |
読売KODOMO新聞 | 550円 | 週1 | タブロイド版 | 20 |
朝日小学生新聞 | 1,769円 | 毎日 | 大人の新聞と同じ | 8 |
毎日小学生新聞 | 1,580円 | 毎日 | タブロイド版 | 8-12 |
朝日小学生新聞と毎日小学生新聞は日刊なので毎日発行されますが、読売は週に1度だけ家庭に届きます。

サイズは、朝日小学生新聞だけ大人と同じ新聞の大きさですが、他は少し小さめなタブロイド版。
新聞の中身も大事ですが、実はこうした毎日届くのか、紙面のサイズが小さいのか、大きいのか、といった所も未就学児が読むには大事なポイントでした。
ここからは詳しく、実際に購読したことのある「読売KODOMO新聞」と「朝日小学生新聞」の違いについて簡単にご紹介します。
このブログでは実際の体験をお伝えしたいので、二社に絞って書きますね!
読売KODOMO新聞

まずは、「読売KODOMO新聞」について。
特徴としては
- 週刊(毎週木曜日発行)
- 月額料金550円(税込)でお手頃価格
- 小学生新聞全国発行部数No.1の人気
- サイズが小さめ
が挙げられます。
我が家は幼稚園の年中さんの時に、読売KODOMO新聞を購読し始めましたが、やはり週1回の発行、それに伴って月額が安い。という点は魅力でした。
週1回の発行なので、必然的に1回のページ数も多めの20ページとボリューミー。
なのにオールカラーで、全部の漢字にルビがふってあるので、未就学児でも読みやすいです。
また、紙面のサイズが大人の新聞よりも一回り小さいタブロイド版なので、体が小さな子どもでも机の上でめくって読めます。
娘はソファやクッションに座って読むのが好きなので、両手で持ったまま開きやすい紙面が読みやすそうでした。
実際に2年以上購読し続けて思うデメリットは、
- 最新のニュースに弱い
- マンガやファッション、占いページがある
といった所でしょうか。
週刊ということもあり、最新の時事問題の情報が薄いです。
特集で政治や世界情勢なども組まれますが、やはりどうしてもニュースを知りたい、という観点で見ると、読売KODOMO新聞は少し物足りないかもしれません。
どちらかというと雑誌のような感じで、特集の中身はとても濃いですし、ファッションや占いのコーナーまであります。
また、名探偵コナンのマンガや、ポケモン、四谷大塚とコラボしているページが毎週あったり、英語のページにも漫画が記載されていて、至る所で視覚に訴える仕掛けがたくさん。
新聞に興味を持ってもらう、という意味ではすごく魅力的ですが、学びのため、となるとこの漫画がや雑誌のような特集が邪魔だな、と感じる瞬間もあったりしました。
マンガだけ読んで終わり、とかもありえます!
新聞のとっかかりとして考えれば、特集内容や紙面の作り方もすごく魅力的です。
なので、我が家も未就学児(幼稚園生のうち)から読売KODOMO新聞を購読して、卒園まで読み続けられました^^

朝日小学生新聞

次に、「朝日小学生新聞」について。
特徴としては
- 毎日発行
- 大人の新聞と同じ大きさ
- こども版天声人語
- 親も読めるコンテンツ
が挙げられます。
我が家は小学生に上がるタイミングで「朝日小学生新聞」を購読し始めましたが、やはり毎日発行されるというのが「読売KODOMO新聞」との大きな違いでした。
毎日発行されるので、最新のニュースが反映されやすいのは大きなメリットです。
時事ニュースの解説もわかりやすく、「今」世界で起きていることを知るのにはとてもいいな、と感じました。
また、中学受験生が活用していると昔から言われている天声人語の子ども版、「天声こども語」が週5日掲載されているのも特徴。
学習ノートも販売されていて、辞書を引きながら言葉を調べる習慣がつくなど、学習面で新聞をフル活用できます。
週に5つ、月単位で考えれば20個もの良質な文章に触れられることになります。
「天声こども語」を通して、単語を調べたり要約することを学ぶ習慣がついたら、国語力が飛躍的にアップしそうですよね!
学習面で考えると、やっぱり小学生から読むのにピッタリ!
実際に、我が家も朝日小学生新聞を購読するようになってからは、天声こども語ノートを活用して、辞書を引く習慣や、要約するということを少しずつ学ぶようにしました。
ただ、推奨年齢は小学校3年生以上から。
1年生には漢字の書き写しが難しすぎるので、我が家は重要な部分に線を引いて(要約する練習)その部分だけ、ひらがなで書き写すようにしました。
わからない単語も2つから3つ程度辞書で調べて、意味は親が書き写すことで、負担を軽くしつつ良質な文章に触れる機会を増やしてみました。
この学習方法はすっごく良かったから、また改めて記事にしますね!
1年生になってから購読を始めた「朝日小学生新聞」のデメリットを挙げるとすれば、
- 特集が少し物足りない
- 広告が多く学校単位で申込みのものも含まれる
といったあたりでしょうか。
「読売KODOMO新聞」を購読していたから余計に感じるのですが、特集のページが物足りなく感じました。
ページ数が8ページという限られた紙面ということもあり、見開き全部1つのトピックス!という深堀り特集がありません。
小さいお子さんが「これなんだろう?」と惹き込まれるような紙面か、と言われると少し違うな、という印象です。
また、新聞なので各社広告は入るのですが、朝日小学生新聞の広告は大人向けのものが多い印象です。
例えば、自然科学系の講義(授業)をオンラインで受けられる、という広告が載っていて、娘は見たがったのですが、申込みは学校単位でとなっていました。
学校の先生向けの広告となっていて、個人が参加できるセミナーではない、というものが多数あります。
娘はそれを見るたびにガッカリしてしまうので、ちょっとかわいそうだな、と個人的には感じています。
もちろん、親子で参加できるセミナーなどの情報もあるけど、学校の先生向けの広告はいらないかな・・・
でも、紙面が大きいので広告が多いから新聞の内容が削られている、ということはないのでご安心を。
むしろ、親がこんなテストあるんだ、こんな学びがあるんだ、と気がつけるので、親子で役立つ新聞と考えればメリットの一つとなるかもしれないですね。
朝日小学生新聞に変更した理由
両社メリット・デメリットがある中で、色々と悩んだのですが。
娘が未就学児のうちは「読売KODOMO新聞」、小学校に上がってからは「朝日小学生新聞」に切り替えることにしました。
なぜ購読する子ども新聞を切り替えたのか、というと・・・
- ニュースが多い新聞にしたかった
- 「楽しむ」→「学ぶ」にステップアップしたかった
- 毎日コツコツとが大事だと思った
といった点が挙げられます。
まず、ニュースの多さですが、やはり毎日発行される「朝日小学生新聞」の方が日々の時事を知るのには最適でした。

1面がバン、とニュースなのも新聞!といった感じですし、トップ記事だけでなく必ず左上に「ニュースあれこれ」と題して、ちょっとした時事問題についての解説が入るのもすごくいいです。
低学年のうちは、まだ「ニュースあれこれ」はふーん、と読むだけで終わりますが、頭の片隅に残るものがあればそれでOK。
いつか、高学年になってきた時に、または社会の勉強の時にふと思い出したりするかもしれません。
あ、なんか知ってる!ていうとっかかりがあるだけで、子どもは勉強が大好きになります!
また、未就学児のときには興味を広げる、という意味合いで「読売KODOMO新聞」の購読を行っていた我が家ですが、段々と親も欲が出るもので・・・。
せっかく読むなら子ども新聞を「学び」に繋げたい!
と思って、我が家はステップアップとして、「朝日小学生新聞」に切り替えました。
読売KODOMO新聞は、雑誌のような、新聞を読むという取っ掛かりとしてはすごく素敵な新聞です。
ただ、中学受験を見据えた場合や、これからの家庭学習に取り入れていくと考えると、少し物足りなく感じました。
3つ目の理由の「毎日コツコツと」にもつながるのですが、日々の家庭学習の学びの中に、新聞も教材としてフル活用したいな、と思った時に、「朝日小学生新聞」はすごく使いやすかったんです。
まだ1年生にはフル活用は難しいですが、高学年になっても物足りなく感じることなく読めそうだな、という感じたので切り替えました。
例えば、漢字の練習が毎日載っていたり、「天声こども語」が掲載されていたり。

日々の積み重ねで多くの学びが得られそうな仕組みが紙面にたくさん用意されています。
まだ低学年の娘が取り組めるものは限られるかもしれないですが、挑戦するという意味合いでいい刺激を毎日もらえています。

低学年のうちは本人が楽しめる範囲で親がアシストできると最高ですね!これで勉強習慣がついたらさらに嬉しい。
子どもに合ったレベルを見極めたい
結局、子ども新聞各社それぞれに良い面があるので、
- 年齢
- 学習進度
- 性格
- 興味関心のジャンル
- 特性
など色々な部分を考慮した上で、我が子に合った子ども向け新聞を選べるといいですね。
我が家の場合は、未就学時のうちは「読売KODOMO新聞」がピッタリで、ステップアップの先として「朝日小学生新聞」がしっくりきました。
我が家の経験が、子ども新聞を選ぶ親御さんたちの助けになったら嬉しいです!