こんにちは!いっちーママです。
今日はプレ幼稚園について書きたいと思います。
娘のいっちーも1歳9ヶ月からプレ幼稚園に通っているのですが、通うまで実態がよくわからず。謎だらけでした。
私も色々と事前に調べたのですが、幼稚園によって内容も違うのでなかなかイメージが掴みづらかったです。
そこで今回は、実際に娘をプレ幼稚園に通わせてみてわかったことや、メリット、デメリットなどについてお話ししたいと思います!
ちなみに、娘が通っているのはこんなタイプのプレ幼稚園です。
- 1歳半から通える
- 週3で通う
- 親同伴無しの午前中預かり保育
- モンテッソーリを取り入れている
一緒に通うのではなく、子どもだけを預けるタイプのプレ幼稚園ってどんな感じなんだろう?
モンテッソーリを取り入れてる幼稚園ってどんな感じなんだろう?
そんな疑問をお持ちの方にも参考にしていただけると思います。
プレ幼稚園ってどんなもの?
まず、プレ幼稚園ってどんなものなのかを一言で表すと、
「幼稚園に通う前の体験版」です。
一般的に、幼稚園に入園するタイミングは2つです。
- 満3歳の春(4歳になる年)→年少・年中・年長の3年保育
- 満4歳の春(5歳になる年)→年中・年長の2年保育
これより前の段階で、幼稚園に通えるのが「プレ幼稚園」です。
プレ幼稚園は何歳から?
実施している幼稚園にもよりますが、年少さんの1年くらい前(2歳頃)から通えるところが多いようです。
ちなみに、娘が通っているところは1歳半からのクラスがある幼稚園でした。
娘も1歳半で申し込みしていたのですが、新型コロナのせいでずれ込んだ結果、1歳9ヶ月での入園となりました。
プレ幼稚園に通う頻度は?
娘が通っている幼稚園は、平日の週3回。午前9時から11時半までを幼稚園で過ごしています。
週3回は、しっかりと通うタイプのプレ幼稚園の例だと思います。
私が事前に調べた幼稚園の中には、
- 月に1度
- 週に1度
- 2週に1度
といった、単発で通うタイプの幼稚園が多かったです。
この場合、時間は2時間から半日程度のものがほとんどでした。
プレ幼稚園に週3も通うと費用もかかる?
プレ幼稚園の費用、気になりますよね。
幼稚園によって費用もバラバラですが、週3で通わせている娘の通う幼稚園は、2万円ちょっとでした。
習い事の感覚でいくと、そんなに高くないな、と思いました。
しかも、
- 毎回おやつと飲み物が出る
- 工作などの作品も持って帰ってくる
- 親同伴無しなので2時間半きちんと保育してくれている
という風に考えると、かなり助かります。
オムツ替えももちろんしてくれますし、おやつ代や教材代も入っていると思うと納得の値段です。
しかも、娘の通う園はモンテッソーリ教育を行っているので、モンテッソーリの「お仕事」の指導などもしてくれています。
ただ、月1で通うタイプのプレ幼稚園などには、無料というところもありますし、毎回通うごとに1000円程度、というところもありました。
費用をかけずに幼稚園体験をさせてみたい、と考える場合はそういったプレ幼稚園をうまく使うのもありですね。
親同伴無しのプレ幼稚園はどんな風に過ごす?
調べてみると、親と一緒に通うタイプのプレ幼稚園が多いようです。
親子で参加するタイプのプレ幼稚園の場合は、
- 一緒にリトミックなど体を動かす遊び
- 工作やお絵かきなど
- 絵本の読み聞かせ
- 季節の行事参加
- 手作りおやつ製作
などを行っているようでした。
ママのリフレッシュにもなって良さそうです。
ただ、完全に預けるタイプの場合、どんな風に半日を過ごしているのか気になりませんか?
娘の通っている幼稚園での一例ですが、ご紹介すると…
- モンテッソーリのお仕事
- お祈り、聖書のお勉強
- 体操、体を動かす遊び
- おやつ
- 室内や園庭などで遊ぶ
という流れで毎日過ごしているようです。
モンテッソーリを取り入れているので、シール貼りなどの遊びも行いますし、季節ごとに貼り絵などを作って持って帰ってきます。
シール貼りはプレ幼稚園に通うようになってから大好きになりました。
どんどん手先が器用になっていくのがわかって面白いです。
娘の通う幼稚園は教会付属の園ということもあり、聖書のお勉強などもあります。
私も知らないようなキリスト教関連のお話を聞いたり、お歌を歌っているようです。
余談ですが、これもいい機会だな、と思って親が参加するバイブルクラスなどにも顔を出したりしています。
信仰はもちろん自由ですが、神道と仏教の家庭に育った私としては、新しい世界観に触れられて楽しいです。
プレ幼稚園に通わせて感じたメリットは?
プレ幼稚園に1歳から実際に通わせて感じたメリットは色々ありました。
中でも一番嬉しかったのは、いろんな娘の一面を教えてもらうことができたことです。
例えば、
- お友達が泣いていると心配そうに声をかけにいく
- 工作をするときはとっても几帳面
- おもちゃを譲ってあげられる
- マイペースだけどとっても周りのことを気にかけている
- ひとりで30分以上集中してモンテッソーリのお仕事を続けられる
これらのことは、プレ幼稚園に行かせなければ気がつかなかった娘の一面でした。
お迎えの時に一人一人の様子を教えてくれますし、その日の様子を書いて教えてくれるノートもあります。
夫は、そのノートを毎回見るのが楽しみになっています。
今日のいっちーはどうだった?楽しそうだった?新しい発見は?
夫からそうやって娘のことを聞かれることも増えました。
他にも、
- 親のいない世界を体験できる
- お友達との関わりを学べる
- 体力がついた
といったメリットもありました。
通い始めた当初は、帰りの自転車で爆睡だった娘も、今は起きたまま帰宅できるようになりました(笑)
また、親がいないところで、同い年のお友達ができるのもかなりのメリットでした。
お友達に触発されて、お喋りが増えてきたり。真似をしながらいろんなことを学んでいるようです。
行くたびに、できることが増えているような、そんな感覚になるくらい刺激的な1日を過ごしているようです。
最近では、トイレに座ることを覚えました。まさかのトイトレまでプレ幼稚園で促してくれるなんて、最高ですね。
親的にプレ幼稚園に通わせるメリット
さらに、親の感じるメリットも色々あります。例えば、
- 幼稚園への優先入園権
- 幼稚園の行事や先生の様子が事前にわかる
- 事前にママ友ができる
などがありました。
幼稚園への入園権というのは、通常の募集よりも前に優先的に入園の手続きができるというものです。
これは、プレを実施する多くの幼稚園が取り入れている制度です。
保活はよく騒がれているので保育園に入るのが大変なのは有名ですが、地味に幼稚園への入園も大変だったりするので、これはかなりメリットです。
私も実際、これ狙いで1歳半からのクラスに申し込みました。
その他にも、先生の様子や実際の幼稚園に通う子たちの様子を送り迎えの時に見ることができるのはメリットです。
行事も一緒に参加するので、運動会やバザーの様子も事前に見られます。
合わないな、と思えば別の幼稚園にすることができるのは、プレならではだと思います。
実際に幼稚園生として入園してからの転園は難しいので、事前に体験できるのはすごくいいですよね。
モンテッソーリを採用する幼稚園のメリット
最近とっても注目を浴びているモンテッソーリ。
1900年頃のイタリアで生まれた教育で、100年以上の歴史があります。
GoogleやAmazon、Facebookの創業者たちが受けていた教育で、日本では藤井聡太さんが受けていたということで有名になりました。
日本でも数は多くないですが、モンテッソーリを採用している幼稚園も増えています。
私が選んだ理由の1つでもあったのですが、娘が通う幼稚園も、昔からモンテッソーリを保育の中に取り入れていました。
始めて見学に行って驚くのは、小さな子どもたちが静かに黙々とモンテッソーリのお仕事に向かっている姿でした。
※(モンテッソーリでは集中して行う専用の遊びを「お仕事」と言います)
無理矢理ではなく、自主的に、そして楽しそうに集中している姿にびっくりします。
お仕事をしている時以外は、普通に大騒ぎをするやんちゃな園児たちですし、先生たちがとても厳しい、といった感じでもありません。
時間のメリハリがしっかりできている、といった印象でした。
実際に娘も1歳9ヶ月のうちから、ひとりで机に向かって黙々とお仕事をしていました。
大好きなのは、色のついた鈴を色別容器へ入れるお仕事です。
おうちでも黙々と集中する姿を見かけます。これもプレ幼稚園に通ったおかげかもしれません。
プレ幼稚園に通うデメリットは?
特にすごく困ることはないのですが、強いてあげるなら
- 幼稚園バスに乗せられないので送り迎えが大変
- 幼稚園バッグなどの手作りの手間
- 費用
などがあります。
正式に幼稚園生になれば送迎バスが家の近くまで来てくれるのですが、プレの場合は自分で送り迎えをする必要があります。
これは我が家の場合ですが、片道20分くらい自転車でかかるので、週3で通う我が家としては、けっこう大変。
電動自転車で2往復、夏場は汗だくです。
これは、通う幼稚園の距離感にもよるので人それぞれだとは思います。
また、私は大好きなので気にしませんでしたが、通園用のバックや小物類の細かい指定があるのでそれを揃えるのがちょっと面倒かもしれません。
- 通園用の肩掛けかばん
- お稽古バッグ(着替えなどを入れる)
- 紐付きタオル
- 室内履き物入れ
などを事前に用意しました。
全てサイズ指定もあったので、私は手作りしてしまいましたが、市販品の場合は探す手間もかかりそうですね。
さいごに
今回は、週3で通う娘のプレ幼稚園についての実体験のお話でした。
私も、1歳半から預けるのは早いかな、幼稚園生になる前から入れる必要ってあるのかな?と悩んだ時期もありました。
でも、預けてみないと気がつけなかった娘の一面がいっぱいありました。
プレ幼稚園はほんの数時間ですが、娘にとっては刺激的な数時間のようです。
そして、親離れ&子離れの練習でもあるなぁ、と感じています。
ほんの数時間でも、一人の時間が取れるのはママとしても嬉しい!けど、ちょっとさみしかったりも。
こうして子どもは自分の知らないところで成長していくんだなぁ、と感慨深く思う毎日です。
試しに通ってみる、よければその幼稚園に続けて入園させてみようかな。
そんな軽い気持ちで参加させてみるのもありだと思います。